引用:脱税容疑をかけられているメッシが出廷 [写真]=Getty Images
メッシが脱税で逮捕されたという衝撃的なニュースが流れてきました。サッカー業界の脱税問題が相次いでいるのですが、まさかメッシまでも…
懲役21ヶ月。執行猶予付きで実刑回避
どうやら実刑判決は回避できたようです。スペインでは2年以下の刑には執行猶予がついているようで、その場合は収監は免れるようです。
メッシと父親のホルヘ・メッシ氏は2013年6月に脱税の疑いで告発された。容疑の内容は、2007年から2009年までの3年間、所得税を脱税したというもの。脱税額は3年間の合計で410万ユーロ(約5億2000万円)以上に達すると報じられた。
メッシの年俸
メッシの年俸は、スポンサー収入なども合わせると、6500万ユーロ(約85億円)とも言われています。5億はとても大きい金額ですが、85億稼いでいるなら、それくらいの税金払ってもいいでしょと思うのですが、脱税には色々と誰かが関与していた?ようです。
脱税の経緯
報道によると、
メッシは課税回避を目的として肖像権収入を租税回避地(タックス・ヘイブン)の企業に譲渡したように見せかけ、不正な納税申告をしたと伝えられている。
簡単にいうと、租税回避するときに企業と交わした契約書を読まずにサインをして、それが脱税につながっていたようです。
5億円超の脱税容疑…メッシが出廷、「何も知らない」と疑惑を否定 | サッカーキング
6月2日、ホルヘ氏とともに出廷したメッシは「自分は何も知らない。サッカーをすることに集 中していただけで、それ以上には何もない。自分は父親と弁護士を信じている」と証言し、容疑を否定。約15分間の証言で「自分は言われた場所にサインをし ただけ。このような問題には興味がなかったので、法律違反であるということへの認識はなかった」と、契約内容に関する説明をされていなかったと強調した。
政治家にもよくあることですが、すべて秘書任せになって脱税したというニュースがありますが、それと同じですね…
サッカー業界の脱税疑惑
メッシの前には、バルサのハビエルも脱税容疑で告発されています。
バルセロナ所属のアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが28日、スペイン税務当局から2件の脱税容疑で告発された。
そして、ブラジルのネイマールも脱税疑惑が報じられています…。
ブラジル代表FWネイマールも25日に脱税疑惑が報じられている。同日付のイギリス紙『ガーディアン』によると、ネイマールはサントスに所属していた 2011年から2013年の間に海外からの収入を過少申告し、6300万レアル(約19億1000万円)を脱税した疑いがかけらている。
おそらくですが、何十億と稼いでいる彼らにとっては数億円の脱税というのは考えにくいような気がします。彼らについている関係者がどうも脱税に働きかけているような気がします。真相はどこにあるかはわかりませんが、例えサッカーに集中しないとはいけないと言えども、自分の身は自分で守らなければ、ならないのでしょう…。
メッシの引退示唆発言
アルゼンチン代表は6月26日、コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝でチリ代表にPK戦の末に敗戦。試合後、メッシが代表の引退をほのめかす発言をしたことが世界中で騒動を引き起こしている。
メッシは引退するのでしょうか…。
元同国代表FWのマリオ・ケンペス氏がコメント。「彼は代表に戻るはず。今は(一時的な)風邪のようなものだ」と、同選手の代表引退撤回を予想した。
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領や元同国代表MFのディエゴ・マラドーナ氏が代表引退撤回を求める発言をするなど、国内で大きな関心事となっている。
アルゼンチンのレジェンド、メッシの代表引退撤回を予想「W杯に出る」 | サッカーキング
引退はしない、というコメントもあるようですので、是非、またメッシのスーパープレイを見られることを個人的には望んでいます。
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